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人事異動のないアメリカ:定期的なキャリアの棚卸し(転職活動)のメリットとは?

日本とアメリカの人事制度の違い

最後に面接をしたの、気づけばもう2年も前だったよ!

と先日私のパートナーがつぶやいていました。

アメリカの政府機関で仕事をしている彼は、約4年間現在の部署で仕事をしているのですが、その間少なくとも4回は新しい仕事に応募していると思います。同機関内のポジションであったり、新しい機関も含めて。

そう、アメリカ政府機関、民間企業であれアメリカには人事異動というコンセプトがありません!しかも大抵の場合、雇用契約期間が設定されています。私の場合、初めての雇用期間は2年(更新不可能)でした。

渡米前から知ってはいたものの、いざこの人事制度の中でキャリアを積んでみると、性格によっては結構辛く感じる人もいるのではないかと思います。なぜなら、長い間同じ業務についていると、時とともに新しい学びが少なくなるから

彼のような職場環境では、自ら工夫して、仕事環境を変えていく必要があるのかなと思っています。私の例のように、雇用契約期間が短く設定されている場合には、常に次の仕事を探していなければならないという焦りもあります。

こうした状況で具体的にどのような行動をとったら良いのか、私の経験をもとに2つの仕事探しのポイントを紹介します。

海外就職・国際機関就職に向けた仕事探しの方法

  1. LinkedInなどの情報サイトを活用する
    • 自分の職種を代表するキーワードを見つける
    • 自分のスキルを洗い出す
    • 職種やスキルにマッチした仕事の通知設定をする
    • 応募書類の準備をする
  2. 信頼する同僚や知人に相談する

①については、ご自身のスキルや職種のキーワードを洗い出して登録しておくと、定期的に情報を受け取ることができます。私の場合は、キャリアの棚卸しで書き出した項目をもとに「社会開発」や「ジェンダーと開発」、「企業の社会的責任」の分野で通知が届くようになっているのですが、必要とされる職務経験やスキルを見てみると、こんな経験の活かし方もあるのか!と新しい発見もあります。国際機関やアメリカ政府機関にもそれぞれ役に立つサイトがあるので、関心がある方はご覧になってみてください。

②の同僚や知人に相談することについては、「同僚に相談するって?転職活動していることが知られてしまうかも?」という不安な気持ち、私にもありました。

でもこれって実は普通のことではないかと思うようになりました。それに、自分では気づくことができなかった就職や転職のチャンスが、友人や知人からやってくることだって十分にありうるのです。それに、

「次の仕事が必要!」

2-3年働いて、そろそろ仕事環境を変えたい!

今の場所で学ぶことは一通り学んだから次へ進もう!

こう考えるのは普通ではないでしょうか。日本でも人材育成や組織を活性化させるために一定の期間で人事異動を行っていますよね。決定的な違いはキャリアチェンジを他人が決めるのか、それとも自分で決めるのか。人事異動のないアメリカでは、自分から定期的に行動を起こす必要があると私は学びました。

定期的な仕事探しのメリットとは?

私のパートナーの例に見られるように、定期的な転職活動(or 仕事探し)にはキャリアの棚卸しができるというメリットもあります。

私が考える具体的なメリットは・・・

  • 自分の履歴書(レジュメ)を見直す → さらに魅力的なレジュメに構成できるかも?
  • 何を学び、身につけたのか、経験を振り返る → 自分の進歩に気がつく!
  • 次はどこに向かいたいのか、考える → 新しい目標が定まる!
  • 面接の練習ができるかもしれない → 日本人にとっては良い練習の機会です

会社や所属部署によっては「自分の大事な部下を他のチームや会社には出さないぞ!」という上司もいるので、注意が必要です。確かにその気持ちもわかります、なぜなら一緒に働いていたら、仕事の仕方もある程度読めてくるし、上司の視点から見たら日々の仕事がスムーズにいくから。

でも、自分の成長に最終的に責任を取れるのは自分のみです!

定期的な棚卸しは日本で働く人にも役に立ちますし、既に行動を起こしている方もいると思います。改めて、日本とアメリカの人事制度について振り返り、自分主体で動くことの重要性とメリットを強調してみました!