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快適なテレワーク空間を作るための秘訣とは?

暮らしと職場が重なるテレワーク

アメリカ、ワシントンDCにある私の職場では、テレワークが始まって1年弱。テレワークをされている皆さんの「職場環境」はいかがですか?

私は1ベッドルームを家族と共有し、リビングをホームオフィスに充てているため、まさに生活空間と職場が重なっています。そんな「暮らし」と「職場」が交わる生活を送る中で、定期的にテレワーク環境を整えることの大切さを実感しています。テレワーク環境で、私たちのプライベートを大切にしながら生産的に仕事をするためには、オンとオフの切り替えができる空間が必要。さらに仕事に集中しやすい空間を作るための工夫も重要です。ここでは、快適に仕事が捗るようなホームオフィスを整えるための4つの工夫をお伝えします。

テレワーク環境を整えるための4つの工夫

  1. 仕事に集中できるワークスペース

仕事に集中できるワークスペースを確保することは必須。食事を準備したり、食べたりする空間とワークスペースが同じでは、仕事にも、食事づくりにもなかなか集中できません。そのため、私は仕事専用のワークスペース(デスク、椅子)を設けています。中でも、長時間使う「オフィスチェア」にはこだわっています。

勤務時間にはワークスペースで過ごし、食事は食事専用のテーブルでとる。勤務時間以外にはなるべくワークスペースで作業をしないようにすることで、オンとオフのメリハリをつけています。

テレワークを始めたばかりの頃には、寝室をワークスペースに充てることも検討しました。しかしよく考えると、私たちにとって寝室はリラックスする空間。この点だけは譲れないと考え、寝室とワークスペースはきちんと切り離すことにしました。

長期的な視点で考えると、ホームオフィス、ダイニング、寝室に使うスペースをきちんと分けることはとてもおすすめです。

自宅のレイアウト
  1. 視界を整える

視界を整えることも重要。余計な物が視界に入ってくると、目の前の仕事に集中するのが難しくなることも多いです。私の場合は注意が散漫になりがちなので、キッチンなどが視界に入ると、注意が家事に向いてしまうなんていうこともあります。

さらに、私達はワンルームを共有して仕事をしているので、お互いの視界が重ならないような工夫も必要。私は窓側を向いて仕事をし、夫は壁の方を向いて作業をする。こうすることで、視界を上手くコントロールし、二人とも自身の作業に集中できるような体制を取っています。

  1. 机まわりを綺麗に保つ

机まわりを綺麗に整えることは、思考の整理にもつながります。私の場合、普段意識していないと、いつの間にか机の上に本やメモが重なったりすることも。幸い自宅にプリンターがないため、資料を印刷することがほぼなくなったので、紙の資料が増える心配はありません。とはいえ、定期的に机まわりを綺麗にするように心がけています。

  1. 観葉植物を置く

観葉植物は働く人のストレスを緩和し、リラックスした状態に導くと言われています。私が以前勤めていた職場では、デスクまわりに小さな観葉植物を置く人から、オフィスがまるでジャングルのようになっている人まで、見たことがあります(笑)。アメリカの職場はとても自由で、オフィスには働く人の個性が溢れていました!

そんな経験から、私のホームオフィスでは視界に入るところに観葉植物を置いています。時々同僚の様子を画面越しに見せてもらうと、観葉植物以外にもアロマオイルや天然石などが手元に置いてあったり。心身が落ち着くグッズを身のまわりに置いて、自分をリラックスした状態に整えるために、皆さんさまざまな工夫をしているようです。

おわりに

リモートワークが長引く中で、私が一番気をつけていることはオンとオフの切り替え。すでに手元にある家具を使ってホームオフィス作りを工夫するにあたり、様々な試行錯誤を経て今のレイアウトに落ち着いています。

日本、世界各地でリモートワークを続けていらっしゃる皆さんが、快適で集中しやすい空間づくりをされるための参考となれば幸いです!